サマーバレンタイン☆(デルフィニュウム)
頭の中にみんな現実世界とは違う空想ワールドも持っているよね。
ここでは花屋香彩.の奥の奥にある花ランドでのお話です。
一年に一度、会う事の出来る彦星と織姫。。。
みんなが知っている夏の夜空の物語です。
花ランドでも七夕の準備で今日は大忙しの模様
喫茶ローズでは七夕飾りをマスター(口だけ)中心に制作中ですが、、
チャリン!
いらっしゃいませー
「おう!じゃまするぜいー」
やってきたのは、おひょいさん。
「待っていたよーおひょいちゃん!早く七夕飾り作ろうよー」
「今年はどんな願い事を書こうかなーウフフ」
笑顔で迎えるキャサリンと奥のカウンターでカップを磨くマスター
大きな笹をまずは喫茶ローズの入り口にセットし、飾りをおひょいがどんどん
付けていきます!さすが花ランドのコーディネーター!
すると奥で見ていたマスターのナゾローが一言
「ツバメ」
おひょいも一言
「イルカ」・・・
すると二人は急に抱き合い回転し始めました!
ぎゅーん!ぎゅーん!清明ー清明ー♪
イルカに見えるか!ツバメが飛んでるかー
そんなお花を♫
俺たちはいつでも青く伸びやかにー
夏の代表ー活け込むぜー♪
あまりの回転数と歌のテンションの高さにキャサリンは手に持っていた
コーヒーカップを床に落としそうになりそうにも、なんとか堪えた。
ツバメとイルカの花ってなんだ?キャサリンの頭の中は青い海の世界・・・
そのままそっと目を閉じたと同時に手に持っていたカップが落ちた。
家族と行った夏の浜辺、小さなカニさん、砂で城を作りは波に流され・・・
私は何処から来たの?お母さーーーん!
ふと我に返ったキャサリン・モンロー、目を開けた先には綺麗に飾られた七夕飾り!
「マスター!ありがとう・・」
キャサリンの目から一粒の涙が落ちる。
ナゾロー(マスター)は言う、床に落ちたコーヒーカップを
ガン見しながら言う。
「俺はただ歌い踊っただけさ♫」
本当にそうだった。
飾ったのはすべて、おひょいさんだった。
マスターは言う、床に落ちたコーヒーカップを拾いながらも
言う。「ビーチボーイズ!ポイズン!反町!」
ランドのみんなも集まり,おのおの願いを短冊に・・
キャサリンの願いは何だったのか?
自分探しの旅はまだ始まったばかりである。
2017花ランド夏物語
ツバメが飛んでいるように見えるやイルカのようだと言われたお花
夏の代表花「デルフィニュウム」花言葉は清明、あなたは幸福をふりまく。
長い花なのでご家庭で使いづらそうな場合はお花を水に浮かべても綺麗だぞん!
エンディング曲 なつオレ 歌 ナゾロー
あーなつー♫
おれはーこどくー もがくーにちじょうーよるねぐるしー♪
アイスーたべるー♪ よぞらーねがうー♪
かぞくでーすごすー なつこいーしー♬
キャスト キャサリン・モンロー / ナゾロー / おひょい /
語り りんごじゃん