永遠の少年＜ソリダコ＞
頭の中にみんな現実世界とは違う空想ワールドも持っているよね。
ここでは花屋香彩.の奥の奥にある花ランドでのお話です。
夏はいつも明るく太陽がいっぱいで楽しい！だけじゃない！
暗く寂しい気持ちの人もいるのだ！
今日はそんな少年にスポットをあてたぞー
被り物をして自分を隠すカブリンという少年がいる
生粋のコスプレイヤーである
何故？って人は聞く
夏の夜は何か寂しく孤独を感じやすいもの
誰かがそばにいても心は寂しい、、、
満たされない想いは愛されたい 必要とされている実感
一瞬の喜びや快感もすぐに空虚だ
小さな黄色のお花が道端で咲いている
風に揺れる姿、まるで雑草、主役になれない自分と似ている
盆踊りの音楽、踊る姿の人々の表情に何かを想う夏
素顔は誰にも見せられず、自分の本当は何処にあるのか
自由ってなんですか？問いかける人は見つからず
月を見て自分の小さな体に問いかける
照らす太陽、輝きをもらう月
誰かがいて自分
着ぐるみを脱ぐ時はいつなのか
自分で脱ぐのか？ 誰かが脱がすのか？・・・
大人達は偉そうに言う
こうしなきゃダメだと
でも言う事を聞いてもうまくいかない事もある
最終的には自分で決めているのさ
選ぶのは自分
誰かのせいじゃないよ
今の自分は自分でひとつひとつ決めた先の今日の夏さ
おらー！誰かがやってくる
急に現れた大男
強引に着ぐるみを脱がされたカブリン！
自分に正直に！人生ってそんなもんさ。
また仲間の元に戻ったこの夏の少年は実は１３０歳！
月夜に照らされて綺麗に見えた黄色の小花
さっきの道端に咲いていたお花
輝く事もあるんだ！
ソリダコの花はこれからの季節に活躍するお花
花言葉は、そう「永遠の少年」
幾つになっても夢を！人生を！諦めるなよー
キャスト カブリン、やま草太郎 語り アオー
